巨人36年ぶりV3達成!42回目優勝決めた

◆巨人5─3中日(23日・東京ドーム) 本拠地東京ドームで原辰徳監督が8度宙に舞った。5連休シルバーウィークの最後の日となった9月23日(水)、巨人は中日を下し今季初の7連勝で3年連続42回目の優勝を決めた。セでは73年巨人のV9以来となる36年ぶりの3連覇を達成した。今年3月のWBCで日本代表を連覇に導いた原監督は巨人通算6季目の指揮で4度目のリーグ制覇を果たした。優勝へのマジックナンバーを1に減らして迎えた大一番は谷が2回に先制11号ソロ、4回にラミレスが30号ソロ、古城とオビスポが連続適時打。1点差で迎えた7回一、三塁ではラミレスの適時打でリードを2点に広げた。先発の大役を任されたオビスポは5回、谷繁に9号3ランを浴び1点差に詰められたものの、その後は中日打線を抑え7回をこの3失点だけに抑えた。8回は越智、9回はクルーンが抑え逃げ切った。セのクライマックスシリーズは10月17日から2位中日と、3位チームによる第1ステージ(3試合制)を行う。巨人は、その勝者と10月21日からの第2ステージ(6試合制)で日本シリーズ出場権を懸けて対戦する。


【23日・東京ドーム】◇21回戦・巨人15勝6敗 ◇観衆46,335 試合終了
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
中日 0 0 0 0 3 0 0 0 0 3
巨人 0 1 0 3 0 0 1 0 X 5
[勝]オビスポ 13試合 5勝 1敗
[S]クルーン 46試合 1勝 3敗 27S
[敗]山井 13試合 3敗 2S
[本]谷繁9号3ラン(オビスポ・5回)、谷11号(山井・2回)、ラミレス30号(山井・4回)

滝鼻卓雄・巨人球団オーナー「ベテランと若手の融合がうまくいった。原監督が変わった感じがする。采配に非情な面が出てきて進化したと思う。日本一をぜひ取りたい」
加藤良三・日本プロ野球組織コミッショナー「原監督にはWBCの監督という重責を担っていただき、連覇を成し遂げてもらった。その上にリーグ優勝したことに敬意と祝意を表したい」

讀賣巨人軍、V3達成!!