巨人、阪神と大接戦もサヨナラ負け


阪神4x―3巨人(30日・甲子園) 
巨人が痛恨のサヨナラ負けを喫し、阪神との首位攻防3連戦の初戦を落とし、ゲーム差を2に縮められた。先発・西村健は6回3失点と粘ったが、9回に登板した越智が鳥谷にサヨナラ打を浴びた。1回、小笠原が右中間へ9号本塁打を放ち先制するもその裏、2死二塁から坂本の失策の間に同点にされた。その後は追いつ追われつの接戦となり、3−3のまま終盤へ。9回、4番手の越智が代打・桧山の三塁打と2四球で1死満塁のピンチを招き、鳥谷に一塁線を破られ万事休す。巨人は3回に勝ち越した後、さらに重盗を決め1死二、三塁としながら、小笠原の二ゴロで飛び出した坂本と二塁走者の脇谷がともにタッチアウトとなるボーンヘッドで追加点を奪えなかったのが響いた。