沢村賞にソフトバンクの杉内


沢村賞にソフトバンクの杉内

伝説の名投手、沢村栄治読売巨人軍)の功績を記念し、プロ野球で最も優れた先発完投型投手に贈られる沢村賞読売新聞社制定)の選考委員会(藤田元司委員長)が24日、都内のホテルで開かれ、今年度の受賞者としてソフトバンク杉内俊哉投手(24)が選ばれた。

 杉内投手は初受賞。ソフトバンクからは前身のダイエー、南海を含め、2003年の斉藤和巳投手以来、3人目となる。

 杉内投手は今季18勝、防御率2・11で、パ・リーグの投手部門で2冠を獲得。ソフトバンクのレギュラーシーズン1位に貢献した。

 表彰式は11月4日に札幌市内で開かれるプロ野球コンベンションで行われ、杉内投手には金杯と副賞300万円が贈られる。