ソフトバンクの城島、大リーグ挑戦表明


ソフトバンクの城島、大リーグ挑戦表明

プロ野球ソフトバンク城島健司捕手(29)は31日、福岡市内のホテルで記者会見し、フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグに挑戦する意向を表明した。メッツなど大リーグの複数球団が興味を示しており、日本人捕手として初の大リーガー誕生が濃厚となった。

プロ11年目の城島は7月にFA権を取得。今後の進路を大リーグ挑戦かチーム残留かに絞って検討してきた。この日、FA権行使の手続きを行った。今後、渡米し大リーグと交渉する。
 城島は大分・別府大付高(現明豊高)からドラフト1位で1995年にダイエー(現ソフトバンク)に入団。97年から正捕手となり、3度のリーグ優勝、2度の日本一に貢献するなど攻守の要となっていた。
 城島 健司(じょうじま・けんじ) 95年に大分・別府大付高(現明豊高)からドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。3シーズン目の97年から正捕手となった。持ち前の強肩、強打と好リードでチームをけん引し、3度のリーグ制覇と2度の日本一に貢献した。04年アテネ五輪では日本代表の4番として銅メダルを獲得。プロ11年間で通算打率2割9分9厘、211本塁打、699打点。身長182センチ、体重90キロ。右投げ右打ち。長崎県出身。29歳。