コンタクト使用者、定期検査は来年度から自己負担に


コンタクト使用者、定期検査は来年度から自己負担に

厚生労働省は14日の中央社会保険医療協議会で、眼病などの症状がないコンタクトレンズ使用者が、初診以外で眼の定期検査を受ける費用を公的医療保険の対象外とし、全額自己負担とする方針を示した。2006年度から実施される。

 厚労省は、コンタクトレンズ使用者が眼の障害を早めに見つけられるよう、定期検査の受診を奨励してきた。しかし、保険適用の範囲が不明確だという指摘があり、検討した結果、初診時と自覚障害がある場合の検査・診断には保険を適用するが、他のケースは病気の治療とは見なせないと判断した。