阪神消滅危機「電鉄株」外資へ売却も

阪神電鉄筆頭株主村上ファンドを率いる村上世彰(よしあき)氏(46)が4日、兵庫県洲本市で講演し、大量保有する阪神電鉄株を外資系企業に売却する可能性を示唆、場合によっては「ゴールドマン・タイガースになる」と爆弾発言した。村上氏はこれまで阪神タイガースの株式上場を含めた企業価値向上などを電鉄側に要求する一方、株の中・長期保有をアピール。今回の方針転換発言は、話し合いが進展しない電鉄側への揺さぶりと思われる。キャンプ中の球団側は「仮定の話にはお答えできない」としたが、村上氏の“阪神消滅発言”に波紋が広がっている。

村上氏語る「阪神の縦じまが金色に…」