バリー・ボンズ外野手が引退表明


バリー・ボンズ外野手が引退表明

米大リーグで歴代3位の通算708本塁打を誇るジャイアンツのバリー・ボンズ外野手(42)が、今季終了後に現役を引退する意向であると19日、米USAトゥデー紙(電子版)が伝えた。

 同紙によると、ボンズは電話取材に対し、「野球が楽しくなくなった。今季が終われば、それ以上、プレーしない。家族と過ごす。みんな自分のことを忘れてくれるだろう」と語った。

 ボンズの通算本塁打数は、歴代2位のベース・ルースにあと6本、1位のハンク・アーロンにあと47本と迫っている。

 ボンズはメジャー20年間でリーグ最優秀選手賞(MVP)を7度獲得。2001年は、大リーグ記録となる1シーズン73本塁打をマークした。昨年は右ひざ故障に苦しみ、公式戦出場は終盤の14試合だけ。

 国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の米国代表にも挙げられていたが、シーズンへの準備を理由に1月下旬、出場辞退を表明した。