イタリアがPK戦を制し優勝


<決勝戦:イタリア1−1(PK5−3)フランス>◇9日◇ベルリン

 イタリアは82年スペイン大会以来24年ぶり4度目の優勝を果たした。前半7分にフランスMFジダンのPKで先制されたが、同19分にCKからDFマテラッツィのヘディングシュートで同点に追いついた。その後はフランスの固い守備に苦しみ得点できず、延長後半5分にはジダンがレッドカードで退場となり数的優位の状況となったが、ゴールを割ることができなかった。

 勝負は94年米国大会以来の決勝戦でのPK戦となったが、5人全員が決めて粘るフランスを振り切った。