ソフトバンク3年10億、FAで巨人小久保獲り


3年連続プレーオフ敗退を喫したソフトバンクが、チーム補強の第1弾として、FA権を保有する巨人小久保裕紀内野手(35)を「3年総額10億円」の好条件で獲得に乗り出すことが13日、明らかになった。小久保はFA権の行使を明言しておらず、去就が注目されているが、ソフトバンクでは宣言の可能性が高いと判断。正三塁手不在のチーム事情に加え、チームの若返りを図る上で、若手選手の模範となるリーダー役として高く評価している。ダイエー時代の93年に逆指名でプロ入りした古巣だけに、当時の背番号「9」、監督候補生のポストも用意し、宣言した場合には、真っ先に名乗りを上げる方針との事。