浅田真SP1位、安藤2位…スケートアメリカ第2日


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカ第2日は27日、米コネティカット州ハートフォードシビックセンターで行われ、女子ショートプログラム(SP)は昨季のGPファイナル覇者の浅田真央(愛知・中京大中京高)が自己最高の68・84点でトップに立った。

 トリノ五輪代表の安藤美姫トヨタ自動車)も自己最高の66・74点で2位となり、昨季の世界選手権女王で3位のキミー・マイズナー(米国)の58・82点を大きく引き離した。浅田舞(愛知・東海学園高)は48・66点で6位。

 アイスダンスオリジナルダンス(OD)は規定6位の渡辺心木戸章之組(新横浜プリンスク)が合計74・16点で7位に後退。昨季の世界選手権で優勝したアルベナ・デンコワ、マキシム・スタビスキー組(ブルガリア)が合計101・46点で首位を守った。

 男子フリーはSP首位の織田信成(関大)が7番滑走で登場。

 浅田真央「今季初めてのSPですごい不安だったけど、いい演技ができてよかった。大幅に自己最高を更新できてびっくりしている。(表現力を示す)5項目で全部7点台が出たのがうれしかった」

 安藤美姫「門奈コーチと約束した3回転―3回転を逃げずにできて、自信になった。昨年と比べてステップも成長したと思う。(自己最高の)66点台は全然想像していなかった」