大ヒット小説「東京タワー」が連ドラに!


200万部を突破したリリー・フランキーさん(43)のベストセラー小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン〜」が来年1月8日スタートのフジテレビ系月9枠で連続ドラマ化されることが20日、分かった。注目の『ボク』は、俳優の速水もこみち(22)に決定。月9初主演のもこみちは「精いっぱい、心を込めて演じたい」と話している。

 同著はリリーさんが幼少時代から、母親が亡くなるまでの家族について描いた自伝小説。普遍的な母子間の愛情と絆が綴られ、スペシャルドラマが放送されたり、映画製作がスタートするなど映像ソフトとして引っ張りだこだ。

 映像化第3弾となる連ドラについて、制作の中野利幸プロデューサーは「親子の愛情を丁寧(全11話)に描くことで、より多くの人に家族の大切さを伝えられるドラマにしたい」と抱負を語り、もこみちについては「青春時代を丹念に描きたいので、若手の中で最も勢いのある速水さんを起用した」と説明。オカンを倍賞美津子(59)、オトンを泉谷しげる(58)が演じることも決まった。

 もこみちは「今回のぼくのテーマは、いかにリリー・フランキーさんになりきれるかだと思います。また、倍賞さん、泉谷さんというベテランの俳優さんの胸を借りるつもりで頑張りたい」とコメントを寄せた。

( サンケイスポーツ 11月21日 08時00分)