ソフトバンク ズレータと決裂


ソフトバンクは難航していたフリオ・ズレータ内野手(31)との残留交渉を22日、事実上断念した。球団側は新たに2年総額7億円の複数年契約を提示も、ズレータ側は2年10億円を要求。条件の開きは大きく、合意の可能性は低くなった。4年間で122発の助っ人砲の退団なら、王貞治監督(66)が描く松中、多村、小久保との“40発カルテット”は実現せず、指揮官の目指すV奪回にも暗雲が立ちこめる。