横浜 東京ガス・木村の獲得断念


大学・社会人ドラフトで横浜から3巡目指名を受け、態度を保留していた東京ガス木村雄太投手(21)が22日、入団拒否の意向を横浜側に正式に伝えた。

 この日、横浜・荒井スカウト部長と松岡スカウトが東京・大田区のグラウンドを訪問。木村は東京ガス・田中監督とともに約30分間、大矢監督からの評価などを含めて最後の説得を受けたが、ロッテ入りを希望する意思が変わることはなかった。

 交渉後、木村は「今のチームでもっといい成績を残したいし(補強選手ではなく自チームで)都市対抗に出たいという気持ちが強かった」と理由を語った。荒井スカウト部長は「精いっぱい情熱はぶつけた。あす社長に報告したい」と話し、23日に獲得断念を発表する。