日本ハムの田中幸雄内野手（３９）の今季限りでの引退が８日、確実となった。球団側はこの日、同選手に戦力外通告をしたことを明らかにした。他球団での現役続行の意思がないことから、このまま引退するものとみられる。
球団側は７日の西武戦後に来季の契約を結ぶ方針がないことを通達し、来季のコーチ就任を打診した。田中幸は態度を保留したが、８日「（他球団でのプレーは）ないです。あと１年ぐらいは（現役で）と思っていたが、覚悟はしていた」と話した。
田中幸はプロ２２年目の今年５月に史上３５人目の通算２０００安打を達成した。球団側は本人の返事を待った上で、本拠地最終戦などで引退セレモニーを行う予定にしている。
