井上、鈴木ともメダル逃す=女子の塚田、中沢は決勝進出−世界柔道


柔道の世界選手権第1日は13日、当地のオリンピックアリーナで行われ、男子100キロ超級の井上康生綜合警備保障)は2回戦で欧州選手権を制した18歳のテディ・リネール(フランス)に敗れた。敗者復活戦を勝ち上がったが、3位決定戦で敗れ、メダルを逃した。3大会連続の優勝を目指した同100キロ級の鈴木桂治(平成管財)も2回戦でエジディ・ジリンスカス(リトアニア)に一本負けし、敗退した。
 女子78キロ超級の塚田真希と同78キロ級の中沢さえ(ともに綜合警備保障)が決勝に進み、銀メダル以上が確定した。決勝で塚田は※文(中国)、中沢はユリセル・ラボルデ(キューバ)と、ともに前回覇者と対戦する。(※=ニンベンに冬)。