iPodから火花…経産省、原因調査を指示


経済産業省は11日、米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod nano(アイポッド・ナノ)」から火花が出たと発表した。経産省は製品不具合の可能性があるとみて、輸入したアップルジャパン(東京)に対し、原因や類似の事故が起きていないかを調べて報告するよう求めた。

 事故は1月8日に神奈川県で発生。充電中にバッテリー部分のリチウムイオン電池が過熱し、火花が出た。けが人はいなかった。アップル側は3月7日に事故の発生を経産省に報告した。

 機種は「MA099J/A」で中国製。同じ型のプレーヤーは、日本で2005年9月から2006年9月まで、約42万台が販売されたという。