MLB 松坂、日本人最多17勝目


◆レイズ5―13レッドソックス(15日・セントピーターズバーグ) 
レッドソックス松坂大輔投手は先発で5回を投げ3安打1失点、毎回の7三振を奪い、日本投手シーズン最多の17勝目(2敗)を挙げた。レッドソックスは13―5で勝ち、ア・リーグ東地区首位のレイズにゲーム差なしと迫った。レイズの岩村明憲内野手は「1番・二塁」で先発し、6号本塁打を含む2打数1安打1打点。5回に代打を送られ交代した。打率は2割7分8厘。松坂は今季17勝目を挙げ、ドジャースなどで活躍した野茂英雄投手=引退=と自身の16勝を上回り、日本投手のシーズン最多勝利数を更新した。17勝は、西武時代の2006年に並ぶ自己最多勝利タイで、大リーグ通算は32勝14敗、日米通算では140勝74敗。
松坂大輔投手「(日本投手最多17勝目)数字の上では野茂さん以上の勝ち星を積み重ねたけど、それで野茂さんを超えたことにはならない。本当の意味で野茂さんを超えられるように頑張っていきたい」