ツール・ド・チャイナ2004
昨日ニュースを見てたら、ツール・ド・チャイナ2004のことをやってました。
北京市周辺にて10月29日〜10月31日に開催されてます。
自転車競技には興味無かったんだけど、アンダルシアの夏を見てから自転車の駆け引きの面白さが分かりました。
ストーリー(%エンピツ%)
2003年夏――
世界待望! その瞬間、自転車は地上最速となる!!
風に乗る快感。47分間の興奮。この夏、誰でも遠くへ行ける。
ペペ・ベネンヘリは、ただひたすら走っていた。
照りつける熱い陽射しの中を。南スペインの乾いた道を。
ここは、スペイン“ブエルタ・ア・エスパーニャ”。
“ツール・ド・フランス”と並ぶ「世界3大自転車レース」の1つ。
今シーズン勝利に恵まれないペペは レースの真っ只中、
スポンサー・パオパオビールから契約解除の通達を受ける。
やがて、ペペは生まれ育ったアンダルシアの村にさしかかった。
“VENGA PePe”(行け!ペペ)
誰かしらが村の路面に描いた文字がペペを応援していた。
そこでは、ペペの兄アンヘルと、かつての恋人カルメンの結婚式が行われていた。
かつて「自転車」はアンヘルとペペ兄弟の共通の趣味であり、
奪い合ってでも欲しい物だった。
「カルメン」も「自転車」と同じだった。
アンヘルが兵役に採られた時、「自転車」はペペの物になった。
ペペが兵役に採られた時、「カルメン」はアンヘルの物になった。
ゴールへ近づくペペの心に、様々な想いがよぎっていった。
「・・・そうでなきゃ、生まれた土地から出ていけないだろう?
俺は遠くへ行きたいんだ」
突然、ネグロという名の黒いネコが道に飛び出した。
予想を裏切り、レースは思わぬ方向へ進んだ・・・
やがてやって来るゴール、
その一歩手前で起こる奇跡 揺れ動く?思い?は、今、
クライマックスへと駆け上がっていく。