ソフトバンク・ズレータ、自由契約に…残留交渉が決裂


ソフトバンクの竹内孝規・常務取締役最高執行責任者(COO)は29日、保留選手名簿から、フリオ・ズレータ内野手(31)を外してパ・リーグに提出したことを明らかにした。

 ズレータは12月1日、自由契約選手としてコミッショナー公示される。

 今季で2年契約が切れたズレータとの交渉では、球団側が年俸3億5000万円の1年契約を提示したのに対し、ズレータ側は複数年契約を希望して折り合いがつかず、交渉が難航していた。ズレータは今季、いずれもチームトップの29本塁打、91打点。王監督も来季に向けて必要な戦力だとして契約継続を希望していた。竹内COOは「あきらめるということではない」と話しており、12月以降も交渉を続ける方針だ。(金額は推定)