岡島もレッドソックス 交渉最終段階2年契約提示


日本ハムからフリーエージェント(FA)宣言した岡島秀樹投手(30)に、米大リーグのレッドソックスが2年契約を提示している、と米ケーブルテレビのESPNが28日の公式ページで報じた。同サイトはレ軍が具体的な条件を提示しながら、この左腕と交渉を行っていると報道。交渉は最終段階に入っていると見られ、ポスティングシステムにより独占交渉権を得た松坂大輔投手(26)と今季、日本ハムを44年ぶりの日本一に導いたセットアッパーの“日本人リレー”が実現する可能性が高まった。

 岡島のレッドソックス入りが濃厚になった。スポーツ専門テレビ局のESPNは「レ軍が複数年契約を提示した」と報じた。関係者によると、レ軍と岡島側は先週半ば、条件面でほぼ合意に達し、メディカルチェックを残すだけだという。

 先週末、球団はサンクスギビング(感謝祭)の休暇に入ったため、検査日程の都合がつかなかったが、今週に入り岡島と代理人が渡米。現在、現地で最終的なメディカルチェックを受けているとみられる。検査結果に問題がなければ、正式契約となる見込みだ。