イー・モバイル、3月31日から携帯事業スタート


新規参入組のイー・モバイルが、いよいよ3月31日から携帯電話事業をスタートする。全サービスエリアで、下り3.6Mbps、上り384kbpsのHSDPAサービス「EMモバイルブロードバンド」を提供する。携帯キャリアとして初めて、PCからの利用も含めたデータ通信の月額定額制を展開する。
サービス開始当初のサービスエリアは東京23区、愛知県、京都府大阪府。以降2007年6月末までに、関東地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の国道16号線圏内をカバーする計画。関西地域も兵庫県神戸市および大阪府大阪市近郊都市の一部をサービスエリアとする予定だ。

 対応端末として提供するのは、NECインフロンティア製のデータカード「D01NE」と、シャープ製のWindows Mobile端末「EM・ONE」の2モデル。EM・ONEは厚さ18.9ミリのボディに4.1インチワイドVGA液晶を搭載し、QWERTYキーボードを装備。スライドさせるとキーボードが現れる仕組みで、ワンセグやカメラ機能も備えている。

 またEM・ONEには、3Dビジネス大手のヤッパと提携して開発した3Dのポータルインタフェースを採用。直観的な操作で各種機能にアクセスできる仕組みを用意した。

 料金プランは「データプラン(ベーシック)」と、1年の長期契約による割引プラン「データプラン(いちねん)」、同じく2年の長期契約による割引プラン「データプラン(にねん)」の3種が用意され、月額利用料金はいずれも5980円。初期費用と端末価格は契約期間によって異なり、EM・ONEの場合はデータプラン(ベーシック)が9万5000円、データプラン(いちねん)が7万1000円、データプラン(にねん)が3万9800円となる。端末の購入や申し込みは3月1日から、一部家電量販店およびイー・モバイルオンラインストアで受け付ける。

イー・モバイル、3月31日から携帯事業スタート
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