オリックスの愛称「バファローズ」が今季限り?


オリックスの愛称「バファローズ」が、今季限りで消滅することが濃厚になった。近鉄球団の親会社だった近畿日本鉄道が、合併3年目を迎える今季を最後に、球団経営から完全撤退する見通しであることを受け、オリックス本社、球団がすでに愛称変更に向けて検討に入っていることが19日、明らかになった。新名称は現在ロゴとして使用している「Bs(ビーズ)」を軸に、一般公募で募集する案も浮上している。

 2004年オフの合併以降、続けていた球団経営への出資について、近鉄サイドが「今年の成績には関係なく、3年で終わり」と、今季いっぱいの打ち切りを内定。合併球団のイメージから脱皮を図りたいオリックスは、新愛称命名への検討に入った。

 既に、移行に向けての作業は着々と進んでいる。今年、ウインドブレーカーの胸の文字が「Buffaloes(バファローズ)」から「Bs(ビーズ)」に変更。ユニホームにバファローズの文字は残さず、機谷(はたたに)俊夫球団代表(44)は、「今年はBsを前面に打ち出していく」と、イメージ刷新を強調している。