小笠原の巨人への移籍が決定


フリーエージェント(FA)宣言している日本ハム小笠原道大内野手(33)が22日午前、東京都内のホテルで、巨人と2回目の交渉を行い、小笠原の巨人への移籍が決まった。
 この日、巨人の清武英利球団代表は4年契約の条件を提示し、小笠原が受諾した。交渉後に会見した小笠原は「最初から4年を提示してもらって本当にうれしかった。ジャイアンツにお世話になると、代表にもお伝えした」と語った。
 小笠原は千葉市出身。暁星国際高(千葉)からNTT関東を経て96年ドラフト3位で日本ハムに入団した。00年から5年連続で打率3割を記録。今季は打点、本塁打の2冠王に輝き、日本ハムの日本一獲得に大きく貢献した。日本ハムはこれまで3度の残留交渉を行い、慰留に努めていた。