全日空機、胴体着陸成功、60人全員無事!
13日午前8時40分ごろ、大阪発高知行き全日空1603便ボンバルディアDHC8(乗客56人、乗員4人)が着陸時に前輪が出なくなった。約2時間、上空を旋回し燃料を消費した後、同10時43分ごろ、高知空港に胴体着陸した。
国土交通省によると、けが人はなかった。
全日空によると、1603便は同日午前8時10分、大阪空港を離陸。同8時55分に到着する予定だった。同10時半ごろ、高知空港で滑走路に1度接地を試みたが、前輪が出なかったため、もう1度上空に戻った。
政府は同日午前9時45分、首相官邸に情報連絡室を設置。高知県警や高知空港事務所も対策本部を設置していた。
ボンバルディアDHC8はプロペラ旅客機で、YS11の後継機として主にローカル路線に就航している。今月6日、大阪発佐賀行きの全日空便で油圧装置の異常を示す警告灯が点灯し、大阪に引き返すトラブルにあったばかり。エンジンの空気系統の異常表示などが相次いでいる。